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23 3月, 2011

木村松本建築設計事務所展「他人の庭」

東京のプリズミックギャラリーで始まった「関西若手建築家展覧会シリーズ Meets 217」は、japan-architectsメンバー芦澤竜一さんと平沼孝啓さんが、地元大阪で開催してきた建築レクチュアシリーズ 217[ nie - ichi - nana ]の2010年度ゲスト若手建築家5組による連続の展覧会です。
その第一弾が木村松本建築設計の展示になります。

木村松本さんのテーマは「他人の庭」。手前の模型は「3人の作家のためのアトリエと住宅」

「3人の作家のためのアトリエと住宅」は「SD Review 2008」受賞作品。生け花作家、陶芸作家、縫製作家のためのアトリエ・住宅。


壁面には作品の説明と、学生たちと行ったワークショップの経過を展示。中央の模型はギャラリー・アトリエ・住宅「K」 。

「K」は現在大阪市で計画中。アーティストの家族、仲間、街の人たちが楽しめる場所になるような建築とのこと。

各フロアは"へい"で分節され、小さな境界がつくりだす建築の親和性について考える。

「K@」は「K」の1/200模型。手のひらに乗るサイズになると置くところが少し移動するだけ塀に囲われた環境は大きく変わる。

「糸と風景」はfabricを作るプロジェクト。

「しましま」。白いテーブルクロスに太陽光(紫外線)が当たると黄色い縞が表れる。フォトクロミックインクを利用。

物が置いてあるところは白いまま↓

この日はあいにくの天気でしたが、晴れた日はもっとくっきりと黄色が表れるそうです。

【Meets 217-Vol.1 木村松本建築設計事務所展「他人の庭」】
2011年3月10 - 4月10日

■ひと月毎に11月まで展示する建築家もテーマも変わります
Vol.2 : SPACESPACE
Vol.3 : studio-L
Vol.4 : ジオグラフィックデザインラボ
Vol.5 : dot architects


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